【精油辞典No21】フランキンセンス ~真実の香り~

【精油辞典No21】フランキンセンス ~真実の香り~

真実の香りフランキンセンス

インドやエチオピアといった乾燥地帯に生息する樹木のフランキンセンス。
多くの精油は、花や葉、果皮などから抽出しますが、フランキンセンスは、木部の樹皮に傷をつけ滲みだす樹液が空気に触れ黄金色に固まった塊を水蒸気蒸留することで精油を抽出します。(樹液の色が乳白色なことから、乳香とも呼ばれます。)
フランキンセンスは、栽培で増やすことが難しい為、近年の乱獲などから年々希少性の高い植物となってきています。

ヨーロッパでは寺院で焚かれるお香としてなじみ深いフランキンセンスですが、非日常感を味わえる気品あるその香りは女性にとても人気のある香りです。

フランキンセンスの名前の由来
Frank 真実の   Incense 香り
からして女性の心に響きますね。

心身の安定・呼吸器系のケア・スキンケアと多面性をもつ精油
香料の中で最も古い歴史を持つフランキンセンスは、宗教儀式の際に用いられるといった精神性側面が有名ですが、古代エジプトではスキンケアにも利用され、特に乾燥する肌に用いられていました。現代でも、フランキンセンスを配合した化粧品は多く存在します。

身体に対するアプローチとしては、免疫系に働きかけてくれるので、この季節の健康管理や、去痰作用から喉や肺を鎮め、呼吸を楽にしてくれます。又その瞑想性のある香りは、精神の安定を図り気持ちの軌道修正を図ってくれることでしょう。
 

瞑想

メドウズがおススメするフランキンセンスの使い方
乾燥肌や荒れ肌そしてアンチエイジングにおススメなフランキンセンスは、ネロリ・ローズ・サンダルウッドなどの精油と合わせるとスキンケア効果がアップします。しかし、いずれも高価な精油なのでなかなか自分でブレンドするのは大変ですね。
メドウズのおすすめは、オーガニックシアバーム フランキンセンス&ローズです。たっぷりの潤いを与えてくれるシアバームにフランキンセンスとローズをブレンドしたバームは、肌をやわらかにしながら、乾燥しわやたるみなどに働きかけてくれます。
まさにアンチエイジングビューティーバームです。

芳香浴には、フランキンセンスとベルガモットのブレンド。重みがありながらちょっとスパイシーシトラスな香りが、気持ちをスーッと軽くして
天に昇っていくようなふんわりした感じが味わえます。

フランキンセンスは、イエス キリスト誕生の際に、黄金・ミルラと共に捧げられたとして有名です。古くから薫香として、立ち上る煙と共に人々の願いを神に届けるとされてきました。フランキンセンスの香りとともに想いをはせてみませんか。

スキンケア